「盗打随一」最優秀『創作四字熟語』は大谷選手の活躍表現 「店店枯米」「酷暑之秋」思わず共感する熟語も
住友生命が毎年募集する「創作四字熟語」。その年の世相を巧みに表現した作品の数々がことしも集まりました。 ■【動画で見る】『創作四字熟語』最優秀は大谷選手の活躍表現した「盗打随一」 最優秀作品に選ばれたのは、あの人の活躍にまつわる熟語です。 17日、大阪市内で上宮高校書道パフォーマンス部の部員たちが書き上げたのは… 『盗・打・髄・一』(とうだずいいち) 「当代随一(とうだいずいいち)」の活躍を見せる大谷翔平選手が59盗塁、54本塁打を達成したことを表現した「盗打随一(とうだずいいち)」です。 これは一年の世相を表す「創作四字熟語」で、およそ2万4000作品の応募の中から、ことしの最優秀作品に選ばれました。
■2万4000作品の応募の中から、ことしの最優秀作品に選ばれた
ダイナミックな作品を仕上げた部員たちは…。 【上宮高等学校 書道パフォーマンス部 澤田瑞季さん(2年)】「大谷選手が努力を重ねて自分の夢をかなえていく姿を見て、私も勇気をもらって、努力をして夢をかなえられるような人になりたいなと思いました」 【杉中志帆さん(2年)】「いろいろな方に見てもらえて、とてもみなさん大きな拍手をいただけたので、良かったものになったのかなと思います」
■暑すぎて本が読めなかったことしの秋は「酷暑之秋」
ほかにも、50-50を達成した大谷選手に称賛がやまず、「三三五五(さんさんごご)」ならぬ「翔賛五五(しょうさんごご)」。 また、暑すぎて本も読めなかったことしの秋は、「読書の秋」ならぬ「酷暑之秋(こくしょのあき)」。 政治資金問題を受けて、政治から国民の心が離れたことを表した「資金距離(しきんきょり)」。 日本の大動脈、東海道新幹線が60周年を迎えたことへの感謝の気持ちを表した「幹謝還暦(かんしゃかんれき)」などが入選しました。
■令和の米騒動を表した『店店枯米』なども
今年をうまく表現して共感必至の入選作品の数々は、他にもあります。 『店店枯米(てんてんこまい)』 天手古舞(てんてこまい)をもじった、店店枯米(てんてんこまい)。コメがスーパーから消えた令和のコメ騒動を表しています。 『闇罪対策(あんざいたいさく)』 闇バイトなどの犯罪が多かったことし。犯罪対策をもじっているということです。 『虎針耽耽(こしんたんたん)』 虎視耽耽(こしたんたん)からきていて、アメリカ大統領選を表しています。 虎はトランプ大統領、針はハリス氏ということです。2人が虎視眈眈と狙っていたアメリカ大統領選ともいえるかもしれません。 みなさんは、どんなニュースを思い描いたでしょうか。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年12月17日放送)
関西テレビ
【関連記事】
- ■今年の漢字は「金」過去5回いずれもオリンピックイヤー 3位は「翔」大谷翔平選手の活躍に「飛翔」の願い込めたか
- ■「大谷さんと結婚したかった…」世界中が大谷ロス 大谷選手が語ったお相手は「日本人で…」 高校からこれまで大谷選手の「好きな女性のタイプ」を検証
- ■『新一万円札』が「37万6千円」で落札 オークションサイトにズラリ並ぶ新紙幣 キリ番・ゾロ目にコレクター群がり希少価値
- ■「限界ニュータウン」新築時2600万円が113万円 「だまされたとは思わないけど…」 “バブル期”開発 街から離れ病院も学校もなく
- ■中学教師が「セックス」指導 “コンドームの付け方実践”や“出産シーン鑑賞”に挑戦 先生セックス何回したことある?」なんて質問も