アジア最高額はどこ!? 代表チーム最新市場価値ランキング1~10位。サッカー日本代表の順位は?
9位:カタール代表
最新FIFAランキング:46位 総市場価値:2018万ユーロ(約32億2880万円) 最高額選手:アクラム・アフィーフ(600万ユーロ/約9億6000万円) 9位には、今年初旬に行われたアジアカップで2連覇を達成したカタール代表がランクインした。その総市場価値は2018万ユーロ(約32億2880万円)となっている。 国内リーグの給与が高額なこともあって欧州リーグに所属する選手はいないが、その実力の高さはアジアカップ2連覇という事実が物語っている。中でもアジアカップで8得点3アシストを記録し、MVPと得点王に輝いたFWアクラム・アフィーフ(アル・サッド)はアジアでも屈指のタレントで、その市場価値は600万ユーロ(約9億6000万円)にも及ぶ。 彼の次に高い市場価値を叩き出したのが、カタール代表の最多得点記録を更新し続けるFWアルモエズ・アリ(アル・ドゥハイル)だ。市場価値は300万ユーロ(約4億8000万円)と世界基準では高くないが、実力的にはアジアレベルで敵なし。現在、最終予選でも4試合連続ゴールと得点を量産しており、2大会連続となるワールドカップ出場に向けてエースらしい活躍を披露している。 大台の100万ユーロ(約1.6億円)以上の市場価値を記録した選手は彼ら2人しかいなかったが、抜群の身体能力を誇るGKマシャアル・バルシャム(アル・サッド)や昨年11月にブラジルから帰化したルーカス・メンデス(アル・ワクラ)ら実力者は多数いる。彼らが持つ実際の力は2018万ユーロ(約32億2880万円)以上のものがあるだろう。
8位:インドネシア代表
最新FIFAランキング:130位 総市場価値:2143万ユーロ(約34億2880万円) 最高額選手:ケビン・ダイクス(400万ユーロ/約6.4億円) 8位には、チーム全体の市場価値が急上昇中のインドネシア代表がランクインした。その総市場価値は2143万ユーロ(約34億2880万円)となっている。 彼らの市場価値が急上昇しているのは、インドネシアをルーツとするオランダ出身の選手が帰化していることが影響している。かつてインドネシアやマレーシアなどの一帯はオランダ領東インドと呼ばれ、1949年までオランダの植民地だった。 現在インドネシア国籍の選手の中で最も市場価値が高いのは、1000万ユーロ(約16億円)のミーズ・ヒルハース(トゥウェンテ/オランダ)である。10月に代表デビューを飾ったばかりの同選手だが、今回の代表ウィークに向けては選外となった。 最高額の選手が不在の中で、11月の代表メンバーで最も市場価値が高かったのが初招集のケビン・ダイクス(コペンハーゲン/デンマーク)だ。日本代表との試合でインドネシア代表デビューを飾った28歳DFの市場価値は400万ユーロ(約6.4億円)を記録している。 彼の他にもセリエAのヴェネツィアでプレーするジェイ・イツェス(200万ユーロ/約3.2億円)やミランでプレーするタイアニ・ラインデルスの弟であるオランダ代表MFエリアノ・ラインデルス(55万ユーロ/約8800万円)ら多数の帰化選手がいる。 今年初旬に行われたアジアカップのメンバーと比較をしても、帰化選手は毎月のように増え続けており、今後はさらに市場価値ランキングで上位にランクインする可能性があるだろう。