抗議デモ参加者に放水車で対応 東欧ジョージア、EU加盟の取り組み延期し混乱
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東欧ジョージア政府は28日、欧州連合(EU)加盟に向けた取り組みを延期すると発表した。欧州議会がこの日、10月の同国議会選の結果を受け入れないと決議したことを受けた措置。 イラクリ・コバヒゼ首相は、2028年末まで加盟に向けた手続きを行わないと述べた。 政府の発表を受け、親EU派の市民が各地で抗議運動を行った。 首都トビリシでは数千人が議事堂前に集まり、当局は放水車などで対応した。 10月の議会選では与党「ジョージアの夢」が勝利を宣言したが、不正選挙の疑惑が持ち上がり、野党が議会をボイコット。親欧米派のサロメ・ズラビシヴィリ大統領も、投票が「完全に改ざん」されたと非難していた。 野党は政府を、親ロシア派で「親プーチン派」だと非難している。 これについてコバヒゼ首相は、選挙後のBBCのインタビューで、そのような事実はないと否定。野党がこうした主張で政府の評判を落とそうとしているのだと述べていた。
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