山田直輝が湘南でプレーする意味。2度救ってくれた感謝と恩返し。34歳MFが今季限りで退団「こんな僕を頼ってくれて、本当にありがとう」
「本気で闘い、本気で悔しがり、本気で喜び、本当に楽しかった!」
湘南ベルマーレは11月29日、山田直輝との契約が満了となり、2025シーズンの契約を更新しないことを発表した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 2009年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた山田は、15年から17年まで湘南に期限付き移籍。浦和復帰後、19年夏に再び、湘南にレンタルで赴き、翌年に完全移籍。計9シーズンにわたり、湘南で活躍した。 34歳のMFはクラブの公式サイトを通じて、今季限りでの退団を伝え、以下のように想いを発信した。 「9シーズンにわたり、湘南ベルマーレの山田直輝を応援してくださったファン・サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。9年もの間プレーの場を与えてくださった会長、社長をはじめ、クラブスタッフの皆さま、そしてスポンサーの皆さまにも心から感謝申し上げます。 僕は湘南ベルマーレに2度も救っていただきました。その恩は計り知れません。いつしか僕がプレーする目的は、ベルマーレへの感謝と恩返しになっていました。「このチームを絶対にJ1に居続けさせる!」その気持ちを胸に、全力で戦ってきました」 だからこそ、ファンやスタッフからのエールが心に響いた。「直輝頼んだぞ」「ヤーマン助けてくれ」。そんな言葉に驚くほどのパワーをもらったという。 湘南のために、全身全霊を捧げた。 「こんな僕を頼ってくれて、本当にありがとう。みんなと過ごした9シーズン、本気で闘い、本気で悔しがり、本気で喜び、本当に楽しかった!」 ベルマーレを愛し、ベルマーレに愛された男は、最後にこう締めくくった。 「改めて湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに感謝申し上げます。そして湘南ベルマーレのさらなる活躍を楽しみにしています。本当にありがとうございました」 構成●サッカーダイジェストWeb編集部