オンを彩るアクセサリー、きゃしゃなシルエットがオススメ 重ね付け、アシンメトリーで個性
連載《プロのコーデ》
耳や手元にエレガントなきらめきを添えてくれるアクセサリー。ビジネスシーンの着こなしを格上げするにもぴったりだ。シルバーやゴールド、パールなど豊富な選択肢に迷いがちだが、2024年はどのようなアイテムがおすすめだろうか。選び方や旬の取り入れ方をエストネーション六本木ヒルズ店(東京・港)の久保未和さんに伺った。 【写真】プロが提案、オン・オフ2種のコーデは…全身からディテールまでチェック!
■季節感にとらわれない 意外性ある素材が人気
――最近はどのようなアクセサリーがトレンドですか? 「この季節にはこの素材といった既成概念にとらわれないのが最大のポイントでしょう。シルバーやゴールドを通年で取り入れたり、夏のイメージが強いパールを秋冬に身につけたりする方が多いです。また、金属や宝石だけでなくレザーのような意外性のある素材も人気ですね」 ――ビジネスシーンで取り入れやすいアクセサリーはどのようなものでしょうか? 「程よくデザインに主張がありつつも、シルエットはきゃしゃなものがいいでしょう」 ――おすすめのアクセサリーを教えてください。 「指輪はblanc iris(ブランイリス)のものがおすすめです。3個で1つのセットになっていて、気分やコーディネートによってつける指や個数を変えたり、1本の指に重ね付けしたりすることで様々な見せ方ができます」 「ピアスはデザインが異なるものがセットになったアシンメトリーなものが人気です。おすすめはGIGI(ジジ)ですね。ハート形とダイヤモンドを用いたものがセットになった、女性らしくエレガントなピアスです」 「ブレスレットはMIZUKI(ミズキ)定番のレザー素材を使用したものがおすすめ。長めの作りなので、手首に何重も巻いたり、ネックレスにしたりと様々な取り入れ方ができます」
■淡い色の服ならシルバー素材 引き算も意識
――アクセサリーを取り入れる上で意識することはありますか? 「服の色とのバランスですね。白やベージュなどの淡い色を着る場合はシルバー素材を中心に用いたり、黒系のコーディネートの日はゴールドを取り入れたりするといいでしょう。また、パールは1つ取り入れるだけで華やかな印象になるので、顔回りをトーンアップさせたい時におすすめです」 ――複数のアクセサリーを取り入れる場合のバランスは? 「引き算を意識するといいでしょう。例えば手元にボリュームがあるブレスレットを合わせたら首回りはきゃしゃなものに、耳回りに大きなピアスを取り入れたら服をシンプルにするようなイメージです」