ヴィルツ争奪戦が激化?バイエルン、161億円準備でトップターゲットに設定か…レアル・マドリーも接触中とも
ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ争奪戦が激化しているようだ。 わずか17歳でレヴァークーゼンのトップチームデビューを果たすと、すでに公式戦169試合48ゴール52アシストをマーク、昨季は史上初のブンデスリーガ無敗優勝を含む2冠獲得の立役者となったヴィルツ。21歳にしてドイツ代表29キャップを数えるなど世界最高峰の若手選手として活躍を続けているが、その去就には大きな注目が集まっている。 バイエルン&レアル・マドリーの状況は?チャンピオンズリーグ(CL)2024-25 リーグフェーズ順位表 そんなヴィルツに対し、バイエルン・ミュンヘンが関心を強めている模様。ドイツ『スカイ』によると、来年夏の移籍市場でトップターゲットに設定したようだ。クラブ内で満場一致の判断であり、獲得は最優先事項に。強化担当のマックス・エーバル氏はすでに交渉を始める許可を得ており、ヴィルツの家族と話し合いをスタートしたという。移籍金は1億ユーロ(約161億円)以上を支払う準備がある一方で、早急に選手の売却で資金を確保する必要があるとも伝えられている。 なお、ヴィルツに対しては複数のメガクラブも関心が伝えられている。スペイン『as』は以前、レアル・マドリーも獲得に向けて本腰を入れていると伝えており、選手陣営と話し合いを始めたと報道。トップチームデビュー前の2018年から選手を追いかけており、さらにヴィルツが契約しているブランドが「アディダス」であることも後押しになる可能性があると指摘していた。またレヴァークーゼン側は、現時点でヴィルツとの2027年まで残る現行契約の延長を諦めていないが、売却する場合は国内の強豪バイエルンを避けたい考えとも報じられている。 バイエルンやレアル・マドリーをはじめ、マンチェスター・シティなど世界中のメガクラブが獲得を狙っているとされるヴィルツ。21歳のドイツ代表MFの争奪戦は激化しているようだ。