できなきゃMTに乗る資格ないぜ……なんていわれた時代もあったのよ! いまや不要なものもあるMT車のテクニック3つ
昔のクルマはこれをやらないとギヤが入らなかった
最後にダブルクラッチ。これは還暦以上のドライバーか、少し前のバスの運転手さんが使っていたテクニック。 シンクロが弱っていて、シフトチェンジの度に、ギヤが鳴くようなときに使う操作だ。 ■シフトアップ時(2速→3速) ①クラッチを踏む ②シフトレバーを2速からニュートラルの位置へ ③ここで一度クラッチをつなぎ、再度クラッチペダルを踏んで ④3速に入れ、クラッチをミート ■シフトダウン時(3速→2速) ①クラッチを踏んでシフトレバーを3速からニュートラルへ ②クラッチをつなぎ、アクセルを軽くひと吹かし ③クラッチを踏んでシフトレバーを2速へ ④クラッチをミートさせる こうすれば、シフトが渋く、入りづらいクルマでもシフトチェンジがスムースにできるはず(真冬の朝イチなどには有効)。 しかし、走り出してしばらくたって、ミッションオイルが温まってきても、ギヤの入りが悪いようなら、ミッションオイルの交換か、ミッションのオーバーホールを考えた方がいい!?
藤田竜太