今年7月、米大統領選からの撤退を発表したバイデン大統領

ジョー・バイデン米大統領が、人気トーク番組『The View』に出演。これまでの政治生活について振り返り、今後の展望も明かした。最後には、司会で俳優のウーピー・ゴールドバーグから素敵な言葉が送られた。 【動画】番組最後に感動が…。バイデン大統領へのねぎらいの言葉

今年7月、米大統領選からの撤退を発表した、バイデン大統領。11月に新しい米大統領が選出され、政権移行期間を経て、バイデン大統領は2025年1月に正式に退任する見通しだ。 そんなバイデン大統領は25日、人気トーク番組『The View』にゲスト出演。これまでの政治生活について振り返り、今後の展望も明かした。

1997年に放送が開始した同番組は、アメリカやカナダで絶大な人気を誇る長寿番組。俳優のウーピー・ゴールドバーグを含む5人の女性司会者が、政治問題など、あらゆるトピックを生放送で話し合う。 番組途中で登場したバイデン大統領は、現政権について振り返った。

「前回の大統領選挙に出馬したとき、自分自身のことを、新世代のリーダーシップに移行するための“中継ぎの大統領”だと考えていました」 「でも私たちは、人々ができないと思っていたことを成し遂げ、大きな成功を収めました。一方で、その新たなバトンを渡すために、通常よりも多くの時間を費やしていることに気がつきました」 「アメリカ大統領として、ホワイトハウスの執務室にあるイスに座るのは、世界で最も名誉あることでした。確かに気に入っていますが、それよりもこの国が大好きなんです」 バイデン大統領は、11月の大統領選挙で民主党候補に選ばれたカマラ・ハリス副大統領の印象についても語る。

「カマラと仕事をしますが、彼女は明るく、タフで、尊敬に値する存在です」 「彼女の気に入っているところ、そして私たちに共通しているのは、この国の未来に、楽観的な見方を持っているところです」 「カマラはアメリカを、私たちの能力を信じ、自分自身を強く信じている。私がカマラを好きなところでもあります」