【NFL】「最高ではなくても勝利だ」と逆転白星のペイトリオッツQBニュートン
シアトルでは疲弊しきっていた。バッファロー・ビルズ戦の最後のプレーではファンブルを犯した。しかし、チームがマンデーナイトの試合でその力を必要とした際、クオーターバック(QB)キャム・ニュートンはニューヨーク・ジェッツを退けてみせた。 【動画】2020年第9週:今季未勝利の続くジェッツが2勝5敗のペイトリオッツと対戦
勝利から遠ざかっているチーム同士の一戦が幕切れを迎えようとしていたとき、ニュートンの大胆さと元ジェッツのキッカー(K)ニック・フォークによる51ヤードのフィールドゴールが、ニューイングランド・ペイトリオッツを30対27での勝利に導いた。ビル・ベリチックヘッドコーチ(HC)のチームがどういうシーズンを送ってきたかを考えれば、人の目にどう映ろうと勝利は勝利だ。
ニュートンは『ESPN』に「神をたたえよ、だな。先月の最後の2試合は長く響いた。でも、これは俺たちがいたいと思う場所への蹴り出しになるかもしれない。今日の俺たちは跳ね返る力を見せたし、巻き返しのために戦い続けたロッカールームにいる皆のためにすごくうれしい。最高ではなかったけれど、とにかく勝ったんだ」と話している。
おそらくジェッツの平均を下回るセカンダリーに影響されてか、ニュートンは最近のゲームよりも積極的にパスを投げる傾向を見せていた。しかし、ペイトリオッツのドライブの多くは、今回もランゲームが不可欠な厳しいものだった。時間の長いポゼッションが多かった割に27対17の差をつけられたペイトリオッツは、ボールを持った状態で第4クオーターに入っている。
9分26秒をかけた17プレーのシリーズ(この試合で最長)をフィールドゴールで締めくくったペイトリオッツは、それから間もなくしてコーナーバック(CB)J.C.ジャクソンが相手QBジョー・フラッコの放った深いショットをインターセプト。続くドライブでワイドレシーバー(WR)ダミアー・バードがランアフターキャッチで31ヤードを進め、最終的にニュートンが1ヤードを突進して27対27のタイにまで持ち込んだ。