【行き渋り・不登校】学校は学ぶ場の選択肢の一つ。子どもに合った学校以外の居場所とは?
a place outside of school 02:学びの多様化学校
▶不登校の子どものための特別なプログラムを行う学校 これまでの「不登校特例校」が、今年の4月から「学びの多様化学校」という名称に。学びの多様化学校とは、不登校の児童や生徒に配慮し、文部科学省の学習指導要領にとらわれず特別な教育プログラムを編成している学校のこと。現在、公立・私立を合わせて全国に35校が。学年に関係なく、本人の理解度に合わせた学習ができるケースが多く、不登校の子どもの学び直しを後押し。文科省が認定する教育施設のため、進学に必要な書類の発行もできます。
a place outside of school 03:フリースクール
▶勉強中心、居場所として開放するなど中身は多種多様 ひと口にフリースクールといってもその中身は多様で、時間割があって勉強を中心に行うところもあれば、場所を開放してスタッフとおしゃべりをしたりゲームをしたりする施設も。ただ、いわゆる一条校でないことが大半で、教員免許などの資格がない一般人が運営するケースもあるのが現状。どういう職員やスタッフが在籍しているかは、よく確認を。また、在籍校の校長先生の判断で、出席認定がされることもあります。
\ 例えばこんなフリースクールが / 「星槎フリースクール」
幼稚園から大学まである星槎グループのフリースクール。現在、全国に30以上あります。星槎フリースクールから系列の高校に進学するケースも多いそう。写真は北斗校で毎年行う水耕田活動の様子。https://seisa.ed.jp/freeschool/
a place outside of school 04:塾
▶不登校対策にも活用できる塾。実情はよく確認を 学校は難しくても塾なら通えるという子どもは一定数いて、不登校対策として塾を活用するケースは今後も増えていきそう。勉強を教える塾だけでなく、自然教室のような外での活動を行う塾や、スタッフや塾生同士のコミュニケーションがメインの塾など形態はさまざま。中には、不登校支援をかたった悪質な塾もあるので、フリースクール同様、どんな職員やスタッフがいるか、利用前に見学に行きしっかり確認しましょう。
\ 例えばこんな塾が / 「学習支援塾ビーンズ」
不登校や進路に悩む10代のための塾。悩める10代を元気にするために体系化された“ビーンズメソッド”に裏付けられたサポートで、心のケア・青春経験、進路選び・受験対策まで行う。 https://study-support-beans.com