アイナ・ジ・エンド「なんなら大学も決まってた」どうしても諦められなかったアーティストへの道
BiSHのアイナ・ジ・エンドが、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。“歌い手になりたい”という夢がある17歳の男性リスナーと電話をつなぎ、自身の経験を踏まえたメッセージを送りました。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」1月17日(月)放送分)
このリスナーは現在高校2年生です。大阪城ホールでBiSHが『オーケストラ』を歌うライブ動画を見て、アイナ・ジ・エンドの声やファンと一体となって歌う姿に感動したと言います。歌い手になるための創作活動も始めていて、この動画を見て以来10曲ほど作ったとのことです。ですが、まだこの夢を家族など周りの人には言えていないので、今回アイナに相談しました。
◆アイナ・ジ・エンドと電話対談
――「なんなら大学も決まってて、お金も払ってもらってたんだけど、どうしても諦められなくて……」 アイナ:親にアーティストになりたいことを言えてないということだけど、何となく、曲作ってるのとかバレたりしないの? リスナー:まだバレてはいないですね。 アイナ:言ってみたことはあるん? リスナー:遠回しに、一度言ったことあります。そしたら、「歌手はお金稼げなくて食っていけないから、やめておきなさい」って言われました。 アイナ:それね……言われるよね。私もすごい言われたよ。 リスナー:本当ですか!? アイナ:うん。「東京に出たい」って、ちょうど同い年のときかな? そのぐらいのときから言ってたけど、1回もいいって言われたことなかったし……。なんなら大学も決まってて、お金も払ってもらってたんだけど、どうしても諦められなくて……。親に頼んで東京に出てきたんだよね。 リスナー:そうなんですか……。 アイナ:けどさ、親に反対されたり、そういうちょっと悲しいようなことを言われると、一気に落ち込んじゃったりするよね。真剣にやろうと思ってることを、グサッてやられたような気持ちになったな、私は。 リスナー:あ~……僕もかなりダメージは受けました。 アイナ:そうだよね。でもダメージを受けても、今回のように番組にメッセージを送ってくれたり、行動に移せてることはすごいと思う。 リスナー:ありがとうございます!