青森の神社で新嘗祭 大地の恵みに感謝し、巫女舞を奉納
青森市の廣田神社で23日、秋の実りに感謝し、五穀豊穣を祝う新嘗祭が開かれた。同市内の子供たちが優美な巫女舞を奉納し、今年収穫された農作物の恵みに感謝の気持ちをささげた。 廣田神社は青森市内で唯一、巫女舞を指導しており、平成27年に「舞姫会」を結成。毎週金曜日に稽古を重ね、祭典やイベントなどで舞を披露している。この日は神事の後、舞姫と呼ばれる4人の子供たちが太陽や大地の恵み、自然への感謝の意味が込められた「豊栄(とよさか)の舞」を神前に奉納した。 舞姫会に入って3年目となる市立長島小5年の宮本萱乃(かやの)さん(10)は「神様にしっかり感謝の気持ちが届くように舞いました」と話した。