河原田菜々が今年のJRA7勝目「スタートが決まれば番手かハナに行こうと思っていた」
デビュー2年目の河原田菜々騎手(19)=栗東・渡辺=が、土曜新潟9Rで5番人気のタガノディガーに騎乗し、今年のJRA7勝目、同通算20勝目を挙げた。 発馬を五分に決めて積極的に出していき、ハナを奪取。リズム良くラップを刻み直線は後続が怒濤の追い上げで迫ってきたが、左ステッキでパートナーを鼓舞して首差で押し切った。 河原田菜々は「馬の状態が上がっていて、コンディションのいい時に乗せていただきました。前走は砂をかぶって進みが悪かったので、スタートが決まれば番手かハナに行こうと思っていました。最後に粘れたのは能力が高かったからこそだと思います」と充実の表情で振り返った。