柏が5戦連続で後半ATに失点し神戸に引き分け…J1残留は最終節に持ち越し
◆明治安田J1リーグ ▽第37節 柏1―1神戸(30日・三協F柏) 柏はホームで神戸と対戦し、1―1で引き分けた。同時刻に行われた磐田―FC東京戦で18位磐田が2―1で勝利したため、柏のJ1残留決定は最終節まで持ち越しとなった。 前半5分、天皇杯王者相手にいきなり主導権を握る。左CKからMF手塚康平がゴール前にクロスを上げると、FW木下康介が頭で合わせゴール右下に。9日の新潟戦からの中断期間以降、攻撃に特化したトレーニングを積んだ成果が早々に表れた。 守備でも神戸のエースFW大迫勇也やMF武藤嘉紀に仕事をさせず。後半31分にはCKのこぼれ球からDFマテウストゥーレルに強烈なシュートを放たれたが、正面に来た球をGK松本健太ががっちりとつかんだ。 しかし後半アディショナルタイム(AT)突入直前、エリア内でDFジエゴのファウルにより神戸にPKを与えてしまう。神戸のキッカーは大迫。しかし大迫が右足で放ったシュートはゴールマウスの大きく上を通過。一度そこでピンチを乗り切ったが、同AT10分、武藤に劇的な同点弾を決められ結局同点に。後半ATは5戦連続失点となり、今回も悪夢の時間帯を乗り越えることが出来なかった。
報知新聞社