【台湾】メルカリ、越境取引を通じて台湾へ進出
フリーマーケットアプリ運営のメルカリは29日から、越境取引を通じて台湾へ進出すると発表した。台湾在住者は「メルカリ」に会員登録し、ウェブ版「メルカリ」を通じて、日本で出品された商品を購入することが可能となる。 台湾では「美露可利」としてサービスを展開する。メルカリは、台湾は3人に1人は訪日経験があるなど、日本の商品が受け入れられやすい市場であることから、今回の越境取引を通じた進出を決定したと説明した。 台湾でのサービス提供開始を記念し、8月29日~9月9日の期間中に「メルカリ」に会員登録し、指定された条件をクリアした最初の1,000人に対し、最大200台湾元(約905円)相当のギフトカードをプレゼントするキャンペーンを行う。 メルカリは2021年、台湾電子商取引(EC)大手、網路家庭国際資訊(PCホームオンライン、網家)傘下で日本製品の代理購入サービスなどを手がける「比比昂(Bibian)」と業務提携をし、比比昂が運営する越境代理購入サービスを通じた台湾での越境販売を開始すると発表していた。