お風呂はいつから一人で入る? 異性の親と一緒に入るのはいつまで?
小さな頃は保護者と一緒に入っていたお風呂。小学生になると一人で入るようになるお子さまが増えてきます。では、いつからお子さま一人でお風呂に入るようにすればいいのでしょうか? お子さまの一人お風呂の始め方を見ていきましょう。
10歳前後までには一人でお風呂に入るお子さまが多い
文部科学省委託調査「平成28年度 家庭教育の総合的推進に関する調査研究」によれば、0~18歳までの子どもをもつ保護者3000人の約40~50%が、子どもとのふれあいとして一緒にお風呂に入っていると回答しました。 また、一人でお風呂に入るようになったのは何歳からかを問う複数の民間アンケートでは、10歳前後までには一人で入るようになったという回答が大半を占めています。
一人お風呂の始め方
お子さまが一人で安全にお風呂に入るには、小学校入学などのタイミングで少しずつお風呂の入り方を教えていくとよいでしょう。 一人でお風呂に入る練習をする際は、お風呂で溺れたり転倒してケガをしたりする危険性についても教えてあげてください。 「お湯の中に潜ると、足が滑って溺れるかもしれないよ。だから、ちゃんとお顔はお湯の外に出しておいてね」 「お風呂の床は滑りやすいから、走ったりふざけたりすると、転んでケガをすることがあるよ。だから、気をつけて歩こうね」 など、やってはいけない理由と具体的な行動を指示してあげると、お子さまも取り組みやすくなります。 以下の3つのSTEPで練習をしてみましょう。 【STEP1】(保護者と一緒に入りながら練習する) ・お風呂場でのルールを覚える(走らない、ふざけない、お風呂に潜らない) ・頭の洗い方の練習(耳の後ろや襟足など洗い残しに注意) ・体の洗い方の練習(脇・指の間・股なども丁寧に洗う) ・体の拭き方の練習 【STEP2】(週に1回など一人で入る) ・お風呂の入口でルールを確認し、お子さまが一人でお風呂に入る ・お風呂で溺れたりケガをしたりしていないか、時々保護者が声をかける ・お風呂から上がったら、洗い残しがないか確認する ・一人でお風呂に入れたことを保護者がたくさん褒める 【STEP3】(一人お風呂を習慣にする) ・一人でお風呂に入る頻度を増やす