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無限の伸びしろを見せる“若き大砲常”ヤクルト・村上宗隆/サード新伝説

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巨人・長嶋茂雄が象徴的だが、かつて「三塁手」は守備の花形であり、打線においてもチームの看板を背負うことが多かった。その後、小粒になったとも言われた時代を経て、今、若き強打の男たちがその座に就き、新たなる伝説を築こうとしている。 ※記録は8月6日現在 ヤクルト・村上宗隆インタビュー 20歳の怪物

成長曲線はなおも右肩上がり

 中日との開幕戦には、「四番・三塁」で名を連ねた。ただ、一塁で起用されることも多い。高津臣吾監督が村上の三塁守備を信頼していないわけではなく、勝利するための最適解を模索していく中での、選択肢の一つである。  指揮官は開幕前から「選手の出来であったり調子であったり、いろいろ踏まえると、守備位置がグルッと動いてしまう可能性はあるので、その準備はさせています」と話しており、守備位置が流動的になることは選手も承知の上。準備を怠らず、どんなオーダーでも対応してきた。  村上は一塁と三塁を行き来しているが、打順だけは不動の四番。リーグ2位の38打点で、最もチームの勝利に貢献している。昨季は36本塁打を記録し、今季の目標には「打率3割、30本塁打、100打点」を掲げていた。ただ、本塁打はまだ6本にとどまる。自身も「ホームラン打ちたいです、本当は……」と話したように、本来の姿ではない。それでも、村上は四番打者を「チームの勝敗を左右する打者」と位置付ける。リーグトップの得点圏打率.426が裏付けるように、どんな形でもチームを勝利に導こうと、貪欲にバットを振る毎日だ。  成長曲線はなおも右肩上がり。「時には配球を読んだり、成長の跡が見られる。こっちは『打ってくれ』と願って見ているだけだけど、結果がついてくればチームメートからもそういう目で見られるだろうし、それが四番だと思う。日本を代表する打者に成長させないといけないと、強く思っています」と指揮官。若き大砲は、無限大の伸びしろを秘める。 写真=BBM

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