電通が「XRX STUDIO」を発足、XR活用した新しい顧客体験づくりからビジネス開発まで実施
電通と国内電通グループ4社、電通グループのR&D組織である電通イノベーションイニシアティブは、企業の事業成長の実現を目的にXRテクノロジー(VR・AR・MRなど、架空と現実を融合させる技術の総称)の活用に向け、共創型のグループ横断組織「XRX STUDIO(エックスアールエックス スタジオ)」を発足した。
事業構想からマーケティングソリューション開発、UI/UX開発、運用、PDCAまでをワンストップで統合的に提供し、企業の事業成長を支援。
国内電通グループ各社が持つ多様な人材と専門性に、先端テクノロジー開発企業などのビジネスパートナーの力も加えることで、ビジネスやライフスタイルのカタチをつくり変えていく"XRトランスフォーメーション"の推進に取り組む。
5G(第5世代移動通信システム)導入の本格化や、コロナ禍におけるデジタル活用の推進を背景に、XRテクノロジーへの企業ニーズは急速に高まっている。
ライブエンターテインメント領域はもちろん、「BtoCのライフスタイル創出やBtoBの商談活用など、これまでにない領域でのコンテンツ開発へと拡張させたい」、「距離や時間を超えた顧客との新しい体験の場を創りマーケティングを深化させたい」、「コマース事業設計など新たなビジネスモデルをつくりたい」、といった多種多様な展開が模索されている。
「XRX STUDIO」は単なる体験づくりにとどまることなく、ブランディングや新たなビジネスモデルの開発まで、企業のあらゆる課題を解決するソリューションとして昇華させ、その実施・運営、PDCAまでワンストップで行う。
MarkeZine編集部[著]