Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

クラスター収束宣言 新型コロナで富山の老健

配信

北日本新聞

 県内最大の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した老人保健施設「富山リハビリテーションホーム」(富山市丸の内)は16日、クラスターの収束を宣言した。最後の陽性者が6月17日に陰性になってから4週間が過ぎ、新たな感染者も出ていないため、収束したと判断。4月17日に初の感染者を確認してから3カ月かかった。  升谷厚志施設長が施設で記者会見し「入所者や家族はまだまだ不安や苦しみを抱えているが、施設の立て直しに頑張りたい」と述べた。同席した医療支援チームの山城清二富山大付属病院総合診療部長は「第2波」に備え、感染が疑わしい人が出たときの速やかな対応や、保健所などとの連携の大切さを訴えた。  感染した入所者41人のうち回復したのは26人で、残る15人は亡くなった。会見では、死者のうち12人が陽性のまま、3人が陰性に転じて亡くなっていたことを明らかにした。  施設では入所者に加え、職員18人が感染した。入所者は平均年齢90歳近くで、要介護度の高い人が多かったため、全員を病院で受け入れることはできず、重症以外の二十数人を施設内にとどめて、山城部長らが医療ケアを行った。

【関連記事】