【ジャパンC】英国で凱旋門賞馬と互角の走り 好仕上がりドゥレッツァが強敵蹴散らす
昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが復活する。 希に見るロングスパートの争いとなった昨年の菊花賞をV。今年の3戦は勝てていないが、英国へ渡った前走のインターナショナルSでは、見せ場十分の内容で5着を確保。残り100メートル付近まで競っていたブルーストッキング(4着)はのちに凱旋門賞馬となった。 前走後はジャパンCを大目標に調整され、1週前は気負う面を見せていたが、20日にはきっちりと修正。Wコースで6ハロン82秒6、ラスト1ハロン11秒2と超抜の動きを見せていた。尾関調教師も「菊花賞のときと比べても遜色ない状態です。いい形で持ってこられたと思います」と納得顔だ。 今年のJCは逃げ馬不在でスローペース濃厚。番手から鋭い決め手を繰り出せるドゥレッツァにはおあつらえ向きの展開が期待できそうだ。東京は2戦2勝。トレーナーも「使ってみたかった舞台」と適性を見込む。国内外の強敵を蹴散らし、世界レベルの実力を知らしめる。 〝究極の3連単〟は1着にドゥレッツァを固定。計30点で勝負だ!(夕刊フジ)