ユニクロより高級感あるマフラーが2000円以下。グローバルワークの狙い
―[MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム)]― ⇒【写真】グローバルワークのバッグもおすすめ。4000円で3役こなせる無敵のアイテム
73/108 ウールカシミヤマフラー【手洗い可】(GLOBAL WORK)1732円(税込)
ユニクロ一強が続くアパレル業界。ヒートテックなどの実用品から世界的デザイナーとのコラボによるおしゃれ着まで、ハイもローも低価格でカバーする無敵の存在です。しかし、他企業も指をくわえて眺めているだけではありません。ユニクロの牙城を崩そうとする勢力のひとつがグローバルワークです。 ダウンやニットなど対ユニクロを強く意識しているアイテムを多く揃えていますが、この冬、特におすすめなのがカシミヤマフラー。ユニクロはカシミヤ100%のマフラーを3000円程度の超特価で提案していますが、残念ながらボリュームとカラー展開に難があります。 カシミヤ100%は確かに高級感があって風合い豊かですが、ユニクロのものは生地が非常に薄い。使っていくと端の部分からヨレが起こり、ペラペラな印象がとても強いです。また、カラーバリエーション豊富なのはいいのですが、無地に特化しており、チェック柄などはイマイチなものばかり。 一方、グローバルワークは厚手の素材を使いボリュームをアップ。チェック柄も高級感ある深めの色を中心に複数展開しています。混用率でいうとカシミヤは10%ほどしか入っていないのですが、ウール90%からなるしっかりとした厚み。 さらにカシミヤの光沢感がしっかりと表現されており、ユニクロのカシミヤ100%よりもむしろ高級感があります。しかも、こちらは家庭用洗濯機で洗濯が可能。洗ってもあまり毛羽立ちは強くならず、ユニクロのようなヘタれ感も出にくい。3000円未満で高級感もボリュームもイージーケアも担保している優れものです。
かなりむちゃな価格設定に
マフラーやストールは1万円未満ではなかなか良品が見つけられません。薄っぺらいものや、柄や色が安っぽいものなどが多く、どうしても半端な印象になってしまいます。グローバルワークのこのマフラーは生産側に聞くと「数を見込んで、かなりむちゃな価格設定にしている」とのこと。 今年は外出の機会が少ないためか、残念ながら売れ残っているようで、セールでさらに値下げしています。今なら2000円程度で手に入る名作。完売前にチェックすることをおすすめしますよ。 商品、衣装/すべて私物 撮影/山川修一(商品) 岡戸雅樹(人物) ―[MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム)]― 【MB】 ファッションバイヤー。最新刊『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』ほか関連書籍が累計100万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超!
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