頂点を競い合うサウンドカーが静岡「つま恋」に集結!! 「第9回ハイエンドカーオーディオコンテスト」Report
搭載のコンポーネントはハイエンドシステムにふさわしい組み合わせで、まず目に止ったのがイートン・CORE・S2(ツイーター&ミッドバス)および80(ミッドレンジ)の3ウェイにエラックのホーム用リボンツイーターJETSプラスした構成で、パワーアンプはブラックス・グラフィックGX2400□2基でドライブ。DAPはソニー・NW-WM1ZM2、デジタルシグナルプロセッサーはリゾルト・M-DSPを採用。総じて低歪み、過渡特性に優れ、繊細なピアニシモから大きな音/Dレンジの表現力に優れていて安定感のあるサウンドを奏でていた。
◆MINI クロスオーバー(オーナー:古渡 浩さん)by サウンドウェーブ
長年カーオーディオと向き合い、高音質再生を追求している古渡さん。愛車の『MINIクロスオーバー』は幾度となくシテムアップが施されているが、車載用デジタルオーディオプレーヤーGOLDHORN G1とRESOLT X12-DSPを新調して音質、音場感ともにワンステージ上を狙う。
スピーカーはモレルでまとめ、38th LE(ツイーターとドームスコーカー)、HYBRID MW4(ミッドレンジ)、シート下にイレイトカーボン・MW6をビルトイン。サブウーファーはイレイトカーボン・MW9を組み合わせた5ウェイ構成となっている。音場はダッシュボード中央付近に定位させ、車内幅いっぱいに広がる音場を構築したという。チャレンジコースでの選曲では好きな柴崎コウの「桜坂」をセレクト。アコースティックギターと明るい歌声を気持ち良く奏でていた。
◆メルセデスAMG A35(オーナー:藤原秀明さん)by レジェーラ
全国のサウンドコンペに出場、音創りに余念がない藤原さんは精悍なルックスのメルセデスAMG『A35』を持ち込んだ。
コンポーネントは以下の通り。デジタルオーディオプレーヤーはアイバッソ・DAP300APEX Tiでデジタルシグナルプロセッサーはヘリックス・P-SIX。フロントスピーカーは、ONYX-28ツイーター、ONYX-80ミッド、ONYX16ミッドバスとイートンでまとめる。サブウーファーはダイヤトーン・SW-G50を一発エンクロージャーに収めてセット。システムの総合計は約100万円ほどという。PRコンセプトは運転中、大きな音でしっかりと音楽を堪能したい!と、ボリュームをついつい上げたくなる音創りに注力する。ボーカルや楽器の定位、個々の音色を大切に綿密な調整を図る。取り付け面では車内美を損なわないユニット装着、ラゲッジ容量を損なわないストックインストールにも好感が持てる。