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DeNA・佐野、球団タイ5戦連発となる同点20号!左打者では52年ぶり

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サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、DeNA2-1巨人、19回戦、巨人12勝7敗、16日、横浜)DeNAは16日、巨人19回戦(横浜)に2-1で勝利。米大リーグ挑戦のため退団した筒香嘉智外野手(28)に代わって、今季から主将&4番を務める佐野恵太内野手(25)が、球団記録に並ぶ5試合連発となる20号同点ソロを放ち、勝利に貢献。首位打者争いでトップを突き進む新主砲が、また新たな歴史を刻んだ。  流れを変える一振り。これが4番だ。0-1の八回、佐野がベイ党で埋まる右翼席へ同点アーチをかけた。ニューヒーローを包み込む本拠地のファンの温かい拍手に包まれながら、グッと右手を天に掲げた。  「前の打席にしょーもないゲッツーだったので、1球目から自分のスイングをしようと。それが最高の結果になった」  球団の左打者では1968年の長田幸雄以来、52年ぶりとなる5戦連発。主砲のメモリアルな一打が、七回まで無得点だった打線に火をつけ、鮮やかな逆転劇を演出した。  「左投手攻略」。2017年ドラフト9位で明大から入団して4年目の今季。レギュラー未経験ながら4番に抜てきされた25歳は、早くから乗り越えるべき課題を明確にしていた。代打が主だった昨季は対右投手の181打席に対し、左腕相手には34打席しか立つことができずにいた。  1年間、4番に座り続けるために-。背中側からトスを上げてもらう打撃練習をとり入れ、フリー打撃では左腕の打撃投手にあらゆる変化球をリクエスト。左投げの坪井打撃コーチが投げる早出特打にも、何度も志願して参加した。この夜の一発は、ワンポイントで当てられた左腕・大江の初球、140キロの直球を迷いなく振り抜いた。努力が結実した瞬間だった。  今季は対右、対左でほとんど変わらぬアベレージを残し、打率・334、131安打はともにリーグトップ。20本塁打も、レギュラー1年目では文句のない数字だ。  球団新記録の6戦連発、さらには王とバースが持つ7試合連発のプロ野球記録も視界に入るが「期待しないでくださ~い」と、お立ち台ではおなじみのフレーズでファンを喜ばせた。「ホームランバッターじゃない。外野の間を抜く打撃の延長線上に本塁打がある」と佐野。謙虚で、ひたむきな新4番が、飛躍のシーズンで最後まで打ち続ける。(浜浦日向)

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