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“鷹キラー”ロッテ・井上が満弾 先輩・美馬に移籍初勝利プレゼント

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サンケイスポーツ

 ロッテ・井上晴哉内野手(30)が21日、ソフトバンク3回戦(ペイペイドーム)で今季1号アーチとなる満塁弾を放つなど3安打4打点の活躍。チームを5-1の勝利、開幕カード勝ち越しに導いた。プロ初登板のドラフト3位・津森宥紀投手(22)=東北福祉大=に対して最初の打者として打席に立ち、いきなり洗礼を浴びせた形。昨季ソフトバンク戦で8本塁打を放った“鷹キラー”が本領を発揮した。 【写真】ポーズを決めるロッテ・井上  初登板の新人投手に、プロの洗礼を浴びせた。井上が二回、二保の危険球退場で代わったばかりの津森から1号満塁弾。「何とか先制できるようにと思っていた。最高の形になりました」と会心の笑みを浮かべた。  フルカウントから148キロの直球をバックスクリーンに運んだ。ベンチに戻ると、腰を落として手刀を切る新パフォーマンスを公式戦で初披露。その後も遊撃内野安打、四球、左前打と全打席で出塁。六回2死では荻野の右前打の間に体重114キロの巨体を揺らして二塁から生還するなど走塁でも躍動した。  味方の先発投手は楽天からフリーエージェント(FA)移籍後初登板の美馬だった。中大の3年先輩で「神様の中の神様だった」存在。初勝利をプレゼントし「大援護しましたね。また一緒に野球ができることがうれしかった」と笑った。  チームは昨季17勝8敗と圧倒したソフトバンクを相手に開幕カード勝ち越し。井上も日本一チームを相手に昨季、打率・403(62打数25安打)、8本塁打、19打点と“お得意さま”にしており、その牽引(けんいん)役を今季も見事に務めた。  女子プロレスラーのアジャ・コングに似ていることから「アジャ」の愛称を持ち、2年連続で24本塁打をマークしている井上。今季は、こだわりのある4番から7番に座るが「そこで一本打てるように頑張りたい」と気概を示した。(石井孝尚)  ◆おやじになる  井上は「父の日」に実父への敬意を口にした。「ドシッとしていて背中を見て分かる。おやじのようなおやじになりたい」。4歳の息子の父でもある「アジャ」は、新型コロナウイルスによる自宅待機期間中に「反射神経など反応も良くなり、五感も研ぎ澄まされる」と「アジャ2世」と「かるたトレーニング」に励むなど、調整にも親子の交流を取り入れてきた。

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