加速する「年賀状」離れ…「いきなり辞めてもいい」が8割超え!男女500人に調査
年賀状をいきなり辞めることに抵抗がある理由は?
「相手が困惑すると思う。“今年でやめます”とか“今後はメールであいさつさせてもらいます”と予告して実行した方がいいと思う」(56歳男性/その他) 「普段から会っている人間に対してはいいと思いますが、年賀状のやり取りだけで10年以上会っていない人などもいるのでそういう人に対してはそろそろ辞めようと思っていると前年の年賀状でお知らせしてから止めた方がいいのかなと思います」(42歳男性/その他) 「やめるならやめるで、何らかの挨拶がないと失礼だと思う。特に、相手がお金を払って出しているのに、返さないいのは、挨拶を返さないのと同じで、礼義に反すると思います」(59歳男性/その他) 「いきなりやめたので年賀状をくれた人に申し訳ない気持ちが残った」(42歳女性/主婦) 「ほとんど儀礼的だった人にはいきなり送らなくても良いと思うが、ある程度付き合いがある人には理由をつけて終わりにしたい」(66歳男性/営業・販売) 「多少面倒でも、きちんと意思を伝えてからやめるのが大人の礼儀だと思うから」(36歳男性/その他) 年賀状をいきなりやめることに抵抗がある理由として、まず多かったのは“相手に心配をかけるおそれがあるから”。 特に、長年年賀状のやりとりをしている間柄だったり、普段は顔を合わさない関係だったりすると、急に年賀状を途絶えたことに対して、「体調でも悪いのか」「もしかして自分が何か失礼なことをやらかしたのではないか」など、やきもきさせてしまうことを懸念する声が多く寄せられました。 また、自分が一方的に送るのをやめた相手から年賀状をもらうと気まずい……などという声も。年賀状じまいに関して、「こうするのが正しい」という絶対的なルールはありませんが、紙の年賀状をやめる際、メールやLINEで手短に報告くらいはしておくのが無難かもしれません。 また、デジタルで連絡する手段がなく、かつ、今後も関係を継続させたい相手に対しては、年賀状ラストイヤーにその旨を一言添えるのもひとつの手。ここまでご紹介したコメントにもあるように、年賀状離れの傾向自体は誰もが認めることなので、「年賀状は終わりにしますが今後ともよろしくお願いします」という一言挨拶があれば、お互いにとってハッピーではないでしょうか。 もうすぐ年賀状受付開始のシーズン。「そろそろやめにしたいけど、どうすれば?」とお悩み中の人は、みなさんのコメントなどをぜひご参考にしてみてくださいね。
中田綾美