元日のANAとJAL、大雪2460人影響 欠航80便
気象庁によると、日本付近は1月1日にかけて強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込み。航空各社では、北海道や本州の日本海側方面の発着便を中心に一部欠航を決定しており、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社では1日は国内線80便の欠航が決まり、約2460人に影響が出る見通し。昨日12月31日は両社で163便が欠航し、約5210人に影響が及んだ。 ANAでは、1日は羽田発庄内行きNH395便など函館・青森・大館能代・秋田・庄内・新潟・能登・富山を発着する一部の国内線56便が欠航。約1540人に影響が出る見通し。2日は富山発羽田行きNH312便など国内線3便の欠航が決まっており、約40人に影響が出る見込み。また、昨日31日は国内線66便が欠航し、約1640人に影響が出た。 JALでは、1日は青森空港を発着する全便と、函館と秋田、新潟の各空港を発着する一部便の欠航が決まり、羽田発函館行きJL585便や羽田発青森行きJL143便など国内線24便が欠航。約920人に影響が及ぶ見通し。また、昨日31日は国内線97便が欠航し、約3570人に影響が出た。 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
Tadayuki YOSHIKAWA