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家飲みをワンランクアップさせる「カマンベールチーズ」の楽しみ方

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食楽web

大手メーカーと輸入との差は“熟成”だった!

 カマンベールは、生乳に乳酸菌や酵素を混ぜ成形。水分を抜いたのち、白カビを吹き付け、熟成させたら完成するチーズです。熟成期間が短く、作り方も比較的シンプルなため、日本国内でも牧場やチーズ専門店などで、オリジナルのカマンベールを作っているところが多いようです。  大手メーカーが販売しているカマンベールには、熟成の進まない、包装後加熱殺菌済み「ロングライフタイプ」と呼ばれるカマンベールが多く見受けられます。逆に、本場フランスなど、輸入のカマンベールは、製造後の加熱殺菌をしていないので購入後も熟成が進み、時間が経つと、よりこってりとした味わいに。熟成が進むのと進まないのと、どちらがいいのかは、好みで別れるところです。

 そんなカマンベール、どんなお酒が合うんですか?「カマンベールはどんなお酒でも合うよ。でも個人的にイチオシなのはシードル。リンゴのスパークリングワインだね。ノルマンディーはリンゴの産地でもあるから、同じ出身地同士、相性がいいんだよ。もちろん、リンゴの蒸留酒、カルヴァドスも。ワインだったら、白よりも赤かな」とのこと。チーズに合うお酒を選ぶときは、同じ産地で作られているお酒を選ぶと、相性間違いなしってことですね。

 さらに、オススメの食べ方をオーナーに聞くと「カマンベールはね、意外とロースハムが合うんだよ。カマンベールを縦にスライスして、ロースハムと一緒にバゲットに挟むと美味いよ~。あとはね、カマンベールの頭、上をスパッと切って、とろとろにしてね。中をくり抜いて日本酒や白ワインを入れて、チーズフォンデュ風もいいね。シンプルに味わうなら、カマンベール1切れ、リンゴ1切れを合わせて一緒に食べるのがいいよ」。リンゴの甘みと酸味、カマンベールの塩気が絶妙のバランスとのこと。カマンベールにはリンゴ。覚えておきます!

「アングロサクソンにしてみれば、チーズは所詮ミルクでできた漬物。主菜ではなくあくまで副菜。食後のデセール(フランス語でデザートの意味)、つまみ、調味料なんだから、うんちくや知識なんて気にせず、気軽に楽しめばいいんだよ」とオーナー。  数多あるチーズの中でも、日本人に馴染みのあるカマンベールは、気軽に楽しめるチーズの筆頭格ではないでしょうか。専門店じゃなくてもスーパーやコンビニなどで購入できるカマンベールチーズですが、本場ノルマンディ産のものを食べてみたい、または、他にはないスペシャルなカマンベールが食べたい! というときは『ユーロアール』へ。トリュフを合わせた「トリュフベール」や、大島桜の葉で包んだ「スリーズペール」など、個性あふれるカマンベールも販売していますよ。

ユーロアール(Euro Art) 住:東京都目黒区中央町2-35-17 TEL:03-5768-2610 営:11:15~19:00 休:月曜(祝日の場合翌日)

(取材・文◎石澤理香子)

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