日本最高傑作の彫刻ボディ・五味原領が世界一に 日本のビキニ陣も世界を相手に奮闘【IFBB世界選手権2024】
本日18日、昨日に東京・有明コロシアムにて開幕した「IFBB世界フィットネス選手権」及び「IFBB男子ワールドカップ」の2日目の競技が行なわれた。 【フォト】2日目の競技で入賞をはたした日本人選手たち
2日間のこの日は、ビキニフィットネス、フィットモデルの女子競技を中心に、男子競技のクラシックフィジークも開催され、多くの日本人選手たちが世界一の座をかけてステージに立った。 午前に行なわれたフィットモデル(イブニングドレスとスイムスーツによる競技)では、160cm以下級で優勝した本田有希子がそのままオーバーオール優勝も達成。日本屈指の美くびれを生かして頂点に立った。 クラシカルなボディが評価されるクラシックフィジークでは、日本王者の五味原領が171cm以下級で優勝。オーバーオール戦ではアラブ首長国連邦のハリド・アルムタワとの1対1を制して悲願の世界一に。ボディビルの名門・日本体育大学バーべクラブ(ボディビル部)卒、来週に27歳の誕生日を迎える男が自身の記念日に花を添える偉業をやってのけた。 ビキニフィットネスでは、ここまでのどのカテゴリーよりも海外選手のエントリー数が膨らむ中、日本人も奮闘。日本のビキニ女王・安井友梨がマスターズ40~44歳級、畠山恵子がマスターズ45~49歳級を制覇。身長別では大工原真史(160cm以下級)、廣中れな(169cm以下級)、安井友梨(172cm以下級)がそれぞれ3位入賞をはたした。 最終日の明日19日は、男子競技の花形・ボディビルのほか、ウーマンズウェルネス、ボディフィットネスなどの審査が行なわれる。
2日目出場の日本人選手結果一覧
【ビキニフィットネス】 ▼158cm以下級 松木真美:6位 ▼160cm以下級 大工原真史:3位 小林尚美:6位 ▼169cm以下級 廣中れな:3位 ▼172cm以下級 安井友梨:3位 善本富久美:4位 ▼ジュニア16~20歳160cm以下級 宮地優羽:6位 ▼マスターズ35~39歳164cm以下級 加來紗織:4位 松木真美:5位 ▼マスターズ40~44歳級 川口知子:5位 小林尚美:6位 小竿愛子:4位 大工原真史:2位 安井友梨:優勝 ▼マスターズ45~49歳級 長瀬陽子:6位 藤井裕子:3位 畠山恵子:優勝 ▼マスターズ50歳以上級 関根秀子:2位 籾山洋子:3位 【フィットモデル】 ▼160cm以下級 志村陽香:3位 本田有希子:優勝(★オーバーオール優勝) 川口知子:2位 ▼168cm以下級 久保田有紀:3位 ▼168cm超級 鈴木由香:6位 安井友梨:3位 ▼マスターズ35歳以上級 川口知子:2位 久保田有紀:5位 志村陽香:優勝 遊上久硫美:6位 鈴木由香:3位 【クラシックフィジーク】 ▼171cm以下級 五味原領:優勝(★オーバーオール優勝) 榎田一斗:4位 本間大地:6位 ▼171cm超級 宗野広大:2位 川中健介:3位 横關裕二:5位 ▼ジュニア16~23歳級 川中健介:優勝 ▼マスターズ40歳以上級 池田昌弘:4位 征矢洋文:6位 赤澤範昭:5位
文・写真/木村雄大