「キチリキキチロウ」→「ギリギラウ」TBSが台湾選手『吉力吉撈鞏冠』の呼び名を改め紹介「ギリギラウは勇敢な戦士という意味」【プレミア12】
◇23日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」 2次リーグ 日本―台湾(東京ドーム) 16日の1次リーグで台湾―日本で、漢字表記の「吉力吉撈鞏冠」から「キチリキキチロウ・キョウカン」と紹介していた台湾代表の選手を、23日の2次リーグを中継したTBSは「ギリギラウ・コンクアン」と呼び名を改めた。 同選手は台湾の先住民族「パイワン族」出身の30歳の内野手。2022年から2年連続で台湾プロ野球の本塁打王となった同選手について、台湾の先住民族団体が日本メディアに対し、パイワン語の発音に沿った呼び方で放送するように求めていた。4番のギリギラウは0―4の2回に迎えた第1打席で実況の新タ悦男アナウンサーが「ギリギラウ・コンクアン。台湾にもともと住んでいた民族の1人。パイワン族の言葉で紹介してほしいと本人からあった。ギリギラウは勇敢な戦士という意味がある」と紹介した。 ギリギラウは第1打席で日本先発の早川から左前打を放った。 1次リーグの台湾戦を放送したTBSの中継で「キチリキキチロウ・キョウカン」と紹介されると、呼び名が珍しいとSNSで話題となっていた。 X(旧ツイッター)でも「キチリキキチロウ・キョウカンじゃなくなってる!」「要望受けてキチリキキチロウ・キョウカンさんがギリギラウさんになってる」などと反応があった。
中日スポーツ