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エディさんの“ライトハンド奏法”に憧れた学生時代

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日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> 米・ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさんが6日、咽頭がんのため、亡くなった。ギタリストのみならず、ハードロックファンにとってはまさに“悲報”となった。 自分とヴァン・ヘイレンの出会いは中学生時代。当時すでにドラムを初めていたが、洋楽好きな友人から渡されたカセットテープにギターソロ曲「ERUPTION」と「You Really Got Me」が入っていた。だが、その当時、田舎の中学生にとっては「かっこいい曲」という感想しかなかった。 高校に進学すると、すぐさまバンドを組んだ。その時のギター担当の先輩が、見たこともない弾き方で「ERUPTION」を披露したのだ。当時“ライトハンド奏法”と呼ばれていた奏法で、ピックで弦を弾くのではなく、右手の指で弦を弾いて音を出す奏法だった。 「そんな弾き方なんですか!?」。ギタリストでもないのに奏法の解説を求め、感動したのを今でも鮮明に覚えている。今のように映像が転がっていない時代ならではのエピソードで、エディさんのライトハンド奏法を映像で見るのは大学生になってからだった。それまでは地元の先輩ギタリストの奏法しか見たことがなかったのだ。 だが、その奏法の見た目がかっこよかったのだ。これができれば目立てる。そしてモテる! そんなよこしまな気持ちでギターをかじった。このライトハンド奏法自体は、実は簡単(というと語弊があるが)なのだ。だが、リフも速弾きも出来ずギターを断念。結局ドラムに専念することになったのだが。 電動ドリルにピックを装着して弾く“ドリル奏法”では、同じく米・ハードロックバンド「MR.BIG」のギタリスト、ポール・ギルバートとどっちが先かで論争にもなった。エディさんがかみついたと記憶しているが、そんなおちゃめな面もあった。 エディさんはハードロックギターに革命を起こしたギタリストであり、プロアマ問わず、世界中を魅了した。エディさんのようになりたい。そう夢みてギターを手にした人の数は計り知れないだろう。この世界は偉大なる存在を失った。彼の悲報を受け、世界中が追悼動画をアップし続けている。

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