最新「調理家電」冷凍パンも“サクサク”に
Nippon News Network(NNN)
毎日、食事を作るのはなかなか大変で「楽をしたい」と思うこと、よくあると思います。そんな中、料理をするのを助けてくれる、便利な最新の「調理家電」を取材しました。 香ばしさ漂う朝食の定番「トースト」。朝忙しい時間でも入れるだけで、こんがり仕上げてくれるトースターですが。 パナソニック・コンシューマーマーケティングジャパン本部 中江睦さん「前のモデルからフルモデルチェンジして、デザインを一新したトースターになっています」 ただ焼くだけじゃない!今進化を遂げているのです。 中江睦さん「冷凍されるお客様、巣ごもりで多いんですけれども。冷凍の特に厚切りのパンは、中まであたためるのが非常に難しいパンになってまして」 これまで、中があたたまる前に表面が焦げるなどの難点があった冷凍パン。その悩みを解消してくれるメニューを搭載しています。その実力はいかに。厚切り冷凍パンを焼いてみると。表面はこんがりきつね色に。そして肝心の中身は、中はふんわりしていて、しっかりアツアツになっています。 中まであたたまる秘密は、トースターに搭載された3本のヒーター。これがパンの状態に応じて、火力や温度を自動調整することで、ぴったりの焼き加減に仕上げてくれるといいます。前のモデルと比べ、売り上げが2倍になるほどの人気に。 中江睦さん「手軽に簡単に、おいしく楽しんでいただけるかなと思っています」 おうち時間の増加で、需要が高まる調理家電は他にも。 ライソン広報・三上紅美子さん「お総菜や冷凍食品を、揚げたてのようにサクサクに調理する家電となっています」 それが先週販売開始したばかりの「揚げ直し名人」。テイクアウトして時間がたつと、冷めてしなっとなりがちな揚げ物。それを容器に入れて、温度と時間をセットするだけ。 およそ8分後には、まるで揚げたてのように、ぱちぱちとはじける油。食べてみると、中から油がじゅわっとでてきて、衣はサクサクでできあがりの食感を復活させることができます。コロッケに、あじフライも、カラッとした食感にすることができます。その仕組みは。 三上紅美子さん「ヒーターとファンによって、本体の中を最高200℃の熱風が高速で循環しまして、空気で食材を加熱いたします」 熱風で加熱することで、余分な油を落としてくれるのもポイントだといいます。 さらに、オフィスなどでも使える調理家電が登場。デスク横に収まるこの小さな箱。実は…。 サンコー広報部長「14分で炊ける弁当箱炊飯器を作っていたけど、『おかずも一緒に食べたい』っていう方の声を聞いて」 巣ごもり需要もあり、およそ9万個を売り上げた1段式の小型炊飯器。それを今回、2段式にリニューアル。お米の上におかずをのせて、蒸すことができます。 魚や野菜などのおかずも一緒に調理することができます。お昼前にスイッチを入れれば20分ほどで、あったかいおかずと、ほっかほかのご飯が一緒に完成。 サンコー広報部長「(発売から)今1か月弱で1万台ほどでています。お好みのおかずをのせてオリジナルどんぶりもできますので、そういった形で楽しんでいただければ」 身近な食材を、よりおいしくしてくれる調理家電。今後も活躍しそうです。