Wリーグ功労賞に大崎(ENEOS)ら6名
Wリーグは9月11日(金)に行った開幕会見において、第21回Wリーグ功労賞を発表した。受賞したのは大崎佑圭(ENEOS)、篠原恵(富士通)、山本千夏(富士通)、水島沙紀(トヨタ自動車)、王新朝喜(三菱電機)、伊集南(デンソー)の6名で、Wリーグのみならず、日本代表でも活躍してきた名選手たちが名を連ねた。 <写真>ENEOSの後輩、渡嘉敷、岡本も大崎を祝福 会見に登壇した大崎は、出産を経て日本代表復帰を目指していた経緯があり、「産後復帰のチャレンジをするからにはオリンピックの舞台に立ち、様々な功績を残してからと思っていたのですが、東京オリンピックが延期となり引退を決意しました」と改めて現役引退を表明し、「志半ばというのはこういうことなのか、と非常に残念に思いますが、それでもチャレンジしたことは一生誇れること」と愛娘を抱きながら笑顔を見せた。また、共に登壇した山本、篠原を見やりながら「お気づきの方もいると思いますが、東京成徳の3人(共に東京成徳中・高出身、大崎が篠原、山本の一年先輩)でこの場に立てたことは、とても感慨深いものとなりました。いいバスケット人生を送れたなと思いました」と振り返った。 功労賞はWリーグ、女子バスケットボールの普及・発展に寄与してきた選手・スタッフに送られる賞で、近年では大神雄子(ENEOS、トヨタ自動車ほか/第19回)、矢野良子(ENEOS、富士通、トヨタ自動車/第18回)らが受賞している。
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