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Basketball Spirits AWARD 2019-20【NEXT MIP・Bリーグ】テーブス海/シェーファーアヴィ幸樹/野本建吾

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バスケットボールスピリッツ

MIPとは“Most Improved Player”の略で『もっとも成長した選手』の意味であり、今回のスピリッツAWARDでは田口成浩(千葉ジェッツ)が選出された。ここで取り上げるのは“Most”の選には漏れたが、さらなる活躍が楽しみになった選手たち。言わば来シーズンに向けてのエールを込めた『NEXT MIP』である。 1人目は宇都宮ブレックスに入団して鮮烈なプロデビューを飾ったテーブス海。東洋大学京北高校2年のときにアメリカに渡り、ノースカロライナ大学ウィルミントン校1年次にはアシストでNCAA2位(平均7.7本)にランクインし一躍注目を集めた。が、3年目のシーズンを終えた後、彼が選んだのは日本でプレーする道。1月15日のサンロッカーズ渋谷戦でBリーグデビューを果たすと、今シーズンは12試合に出場しフィールドゴール成功率50.9%、平均得点5.8、アシスト1.8の数字を残した。目を引くのは卓越したパスセンスと物怖じしないメンタル。久々に現れた正統派大型(188cm)ポイントガードとしてさらなる成長に期待がかかる。 ジョージア工科大学を休学し、アメリカから日本へUターンしたのはシェーファーアヴィ幸樹も同じ。今シーズンはアルバルク東京から滋賀レイクスターズにレンタル移籍したことで活躍の場を大きく広げた。バスケットキャリアこそ6年と短いが、205cm、106kgの強いフィジカルを生かしたリバウンドを武器とし、昨年は日本代表メンバーとしてワールドカップの舞台も踏んだ。「自分はまだ足りないものばかりなので、できることを1つずつ確実に増やしていきたい」という前向きな姿勢を含め、伸びしろの大きさは誰もが認めるところだろう。 また、若手から中堅にさしかかる28歳の野本建吾(秋田ノーザンハピネッツ)も今シーズンチームを支えるプレーが光った1人だ。200cmの高さと機動力を兼ね備えた逸材として北陸高校→青山学院大→東芝と名門の道を歩き寄せられる期待も大きかったが、それに応えられないことに悩む時期もあったという。自分の方向性を見出し、意識が変わったのは2年前に秋田に移籍してから。3番から5番までこなせる利点を生かし、頼れる繋ぎ役として存在感を発揮するようになった。プレータイムこそ目立って多くはないが、今シーズンも41試合に出場し地道なプレーで貢献。ここからさらに上を目指す姿を来季のコートで見てみたいと思う。

Basketball Spirits AWARDとは

「Basketball Spirits AWARD」はWEBマガジン「バスケットボールスピリッツ」に携わる編集部とライター&フォトグラファーが、日本国内のバスケットボールシーンを振り返り、まったくの私見と独断と偏見とその場のノリと勢いで選出した独自アワード。選出に当たっては「受賞者が他部門と被らない」ことをルールとしている。

松原貴実

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