【動画解説】週末にかけて冬の嵐 襲来 低気圧急発達で天気急変 暴風・猛ふぶきに警戒
急速に発達する低気圧の影響で、今夜以降、全国的に天気が急変して、7日(木)から8日(土)にかけて冬の嵐に厳重な警戒が必要です。 今回、年越し寒波以上に警戒が必要になりそうなのが、広範囲で吹き荒れる風で、冬の嵐は急にやってきます。
今夜、日本海で低気圧が発生するものの、夜のはじめ頃までは、それほど強く吹く所はなさそうです。ただ、低気圧が発生するや否や急速に発達するため、一晩で状況が一変する予想です。 あす7日朝には日本海側を中心に風速15メートル以上の風が吹き荒れる予想。低気圧は、夜にかけてさらに発達する見込みで、各地で交通機関が乱れるような暴風が吹くおそれがあります。 また、低気圧は暴風だけでなく、非常に強い寒気を引き込むので、西日本でもふぶきとなるおそれがあります。
特に警戒が必要な時間帯ですが、今夜遅くには九州北部や山陰などで風と雪が強まってきて、あす7日は関東平野部など一部を除いて、各地でふぶく予想です。 予想される最大瞬間風速は、広範囲で30メートル以上で、東北では40メートルの予想。雪を伴って台風並みの暴風が吹くおそれがあります。 きょう6日日中は嵐の前の静けさです。荒れてくる前に西日本でも暴風雪に対する備えをするようにしてください。 (気象予報士・吉野元子)