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23日朝に出火した福岡空港行き列車、11日に故障した車両と判明 パンタグラフ交換作業ミスも JR九州、全車両一斉点検へ

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佐賀新聞

 23日朝に福岡市中央区の福岡市地下鉄空港線の赤坂駅で、JR九州が所有する停車中の西唐津発福岡空港行きの列車から出火した問題で、この列車が11日に佐賀県唐津市の西唐津駅構内の車両基地でパンタグラフが変形した列車と同じだったことが24日、JR九州への取材で分かった。パンタグラフの交換作業を誤っていたことも判明。同社は今後、JR筑肥線を走る全車両を一斉点検する。  JR九州によると、11日は基地内で列車の移動作業中、「ドン」と音がしてパンタグラフが変形。翌12日の始発前にかけて別のパンタグラフに付け替える際、架線からの電気を車両に伝える端子とそれを補強する部品を取り付ける6カ所のうち、5カ所で誤った取り付け方をしていた。同基地でのパンタグラフの交換は2016年以来で、このミスが今回の直接的な原因かどうかは調査中としている。  一斉点検については「時期などは決まっていないが、運行に支障がない時間帯に実施する」と説明した。筑肥線を走る全13編成について故障の有無を確認し、不具合の原因を調べる。  筑肥線の西唐津駅構内の車両基地では11~16日、地下鉄空港線や接続する筑肥線を走る車両の上部にあるパンタグラフの変形などが3件発生。23日は列車のパンタグラフ付近から出火したとみられ、運休や遅延で、延べ約4万9千人に影響が出ていた。  JR九州の青柳俊彦社長は、24日に福岡市で開いた記者会見で「走行中の火災で心配をかけ、地下鉄が止まることで不便をかけたことを大変申し訳ないと思う」と謝罪した。(松岡蒼大、大橋諒)

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