１１月１４日、カナダのトルドー首相は１４日、パレスチナ自治区ガザで行われている「女性、子ども、乳児の殺害」を終わらせなければならないと述べた。イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突が起きた先月以来、最も激しいイスラエル批判となった。ニューヨークで９月２１日撮影（２０２３年　ロイター/Mike Segar）

［オタワ　１４日　ロイター］ - カナダのトルドー首相は１４日、パレスチナ自治区ガザで行われている「女性、子ども、乳児の殺害」を終わらせなければならないと述べた。イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突が起きた先月以来、最も激しいイスラエル批判となった。 先月にハマスがイスラエル南部を攻撃して１４００人が死亡し、２００人以上を人質に取ったことを受け、カナダはイスラエルに自衛の権利があるとの立場を維持している。しかし、死者が増えるにつれ、米国や他の同盟国同様、懸念を強めている。 トルドー氏は西部ブリティッシュコロンビア州で記者会見し、「イスラエル政府に最大限の自制を求める。テレビやソーシャルメディアで医師や家族、生還者、親を失った子どもたちの証言を聞いている。世界は女性や子ども、乳児の殺害を目撃している。これを終わらせなければならない」と述べた。 さらに、ハマスはパレスチナ人を人間の盾として利用するのをやめ、人質を全員解放すべきと求めた。