お買得「5個300円」のリンゴ 自分の「お得」で考えれば失敗しない
節約を心がけていても、お店に行くと予定外の物を買ってしまうことがあります。 節約体質の人は、ムダがないお得な買い物を意識しています。 お店側はいろいろな方法で購買意欲を刺激してくるので、購入する際は 「本当に必要な物か」 「ムダにならないか」 を見極めることが大切です。 今回は、「〇個〇円・〇個まとめて〇円」のよりどり販売について、お得にならないケースと上手に活用するポイントを解説します。
お得にならない3つのケース
スーパーなら野菜や日用品のまとめ売り、衣料品店や通販などなら靴下3足1000円やワイシャツ3枚5000円など、いろいろなよりどり販売が開催されています。 しかし、よりどり販売にはお得にならないケースもあるため、よく考えてから購入しましょう。 例えば、 ケース1:使わない、使わなそうな物が入っている ケース2:1個当たりの価格がそれほど安くない ケース3:選べる選択肢が少ない この3つに当てはまる場合、購入前に冷静な検討が必要です。 筆者は以前、3枚5000円のワイシャツを購入しましたが、そのうち1枚は着てみるとしっくりこなくてタンスの肥やしになったことがあります。 1枚当たり約1600円でお得に購入したつもりが、実際は2枚しか着なかったので、1枚当たり2500円となってしまいました。 いくら1個当たりの価格が安くても、使わない物が混じっていれば損をしてしまうこともあります。
買う前に購入後をイメージ
よりどり販売で商品を購入する場合、買った後をイメージすることがポイントです。 買い物の失敗を防ぐために、以下の点を意識しましょう。 ・ 食材なら消費期限や保存方法をチェック ・ 必要な物、個数かどうか考える ・ 1個当たりの価格でお得かどうか判断する いくら安くても食べきれなければ食品ロスになりかねません。 期限内に食べきれる量か、冷凍保存ができるかどうかも考えてみましょう。 献立を考えてから買い物に行く人の場合、使い切れない分は新鮮なうちに冷凍して次回の献立に活用すればムダを防げます。