新しい“推し活” 7割以上が女性ファン「見たくて会いたくて」“熱烈応援”も バレーボールSVリーグ ジェイテクトSTINGS愛知
この言葉に、バレーボールが単なるスポーツ観戦を超えた存在になっていることが表れている。選手たちへの応援が、日々の生活に活力を与える源となっているのだ。 ■コンセプトは“家族で楽しめる” しかし、ジェイテクトSTINGS愛知の魅力は選手だけではない。チームは「家族みんなで楽しめる」をコンセプトに、様々な取り組みを行っている。 チームの広報部長は「いろんな催し物をして、ただ試合を見に来るだけではなく、家族がみんなで来て一日過ごせる場所を提供したい」と語る。その一環として、今シーズンからリニューアルされたのが屋外施設「スティンビーランド」だ。ここでは、子どもから大人まで参加できる様々なミニゲームが用意されている。 ジャンプ力を競う「跳人王」、ボールに触れればチャレンジ成功の「フライング・レシーブチャレンジ」、的に向かってサーブを打つ「サーブチャレンジ」など、バレーボールにちなんだゲームが盛りだくさんだ。 家族連れのファンからは「子ども向けのものもあってすごく楽しいです。いろんなイベントがあるのはうれしいですね」「子どもを連れてちょっとのぞきに行こうかなと思えるのがいいなと思います」といった声が聞かれた。 さらに、試合前にはアリーナ内のコートが開放され、選手がどれほどの高さでプレーをしているのか、間近で実際に体感できる機会も設けられている。 ■バレーボールの“新しい楽しみ方” ジェイテクトSTINGS愛知の取り組みは、バレーボールの新しい楽しみ方を提案している。それは単に試合を観戦するだけでなく、選手を応援し、家族で楽しみ、そして日常生活に活力を与えてくれるものだ。 広報部長は「女性客が来るということは大前提です。それに加えて岡崎市のいろんな方に見てもらうのが大事。なので女性の方も楽しめるし、家族がたくさん来て楽しめる空間を作りたい」と、チームの方針を語る。 バレーボールは今、単なるスポーツの枠を超え、新たな文化として根付きつつある。ジェイテクトSTINGS愛知の次のホームゲームは11月30日と12月1日。この機会に、あなたも「推し活」を始めてみてはいかがだろうか。きっと、新しい楽しみと活力が見つかるはずだ。
CBCテレビ