MLB ロッテ佐々木朗希のポスティング申請を受理 来年1月24日まで 「ROKI」争奪戦始まる
ロッテ・佐々木朗希投手(23)が大リーグに移籍するためのポスティングシステム申請が大リーグ機構(MLB)に受理され、手続きが完了したと、MLB公式X(旧ツイッター)が報じた。 米「ニューヨークポスト」の看板記者ジョン・ヘイマン記者が自身のXで報じたものを反応し「佐々木朗希の“争奪戦”が始まった」と投稿したもの。MLBネットワークのジョン・モロシ記者なども自身のX(旧ツイッター)で報じており、争奪戦のゴングが鳴った。 これを受けてロッテは、MLBから受理した旨の通知があったことを発表し、「佐々木朗希選手とMLB球団との契約交渉期限は、米国東海岸時間12月10日午前8時(日本時間12月10日22時)から2025年1月24日午前8時(同1月24日22時)までとの通知がありました」と発表した。 米球団との交渉期間は45日間で、獲得を希望する全30球団と話し合いの場を持つことができる。 MLBから全30球団に獲得可能選手として通知され、公示の翌日から交渉可能になる。交渉期間は45日間。いよいよ「令和の怪物」の争奪戦が正式にスタートする。 日本時間10日にはテキサス州ダラスでメジャー球団の幹部らが一堂に会するウインターミーティングが開幕。現地でも「ROKI」の話題で持ちきりになりそうだ。 移籍先は資金力があり、日本人選手も所属するドジャースやパドレスなど有力視されているが、佐々木はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象で、契約金や年俸総額が抑えられるため、多くの球団が手を挙げることが予想される。 現行の規定ではドラフト対象外の25歳未満の外国人選手の契約期間は例年1月15日~12月15日。各球団は割り当てられた国際ボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。多くのチームは今季のボーナスプールの大部分を使い切り、残額は限られているため、佐々木の正式契約は各球団のボーナスプールがリセットされ来年1月15日以降になるとみられる。 佐々木はロッテからポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認された際に球団を通じて「マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントを出していた。