「VOGUE」のエディターになりたかったことも! 中村アンが語る、自分のキャリア
素直な後輩が1番可愛い!
---最後に、アンさんが未来の自分のために意識していること、そしてVOGUE GIRLへのメッセージをお願いします! なるようになるという考え方の一方で、意志がなければ道を切り開くことはできないと思います。私自身、意思を持って自分と向き合うと、道がうまく切り開いていったという成功体験があります。これくらいでいいやって思わずに、「表紙になりたい」「こんな役がやりたい」という気持ちを素直に持つこと。言葉で言えなかったとしても、願望を持つということが力になると思います。闇雲に進むことも時には大切ですが、自分がどうなりたいかをちゃんと悩みながら進んでいってほしいです。私自身にとってもそれが人生のテーマです。 ---アンさんみたいなお姉さんが近くにいたら心強いです。 私は聞きたいなと思っても、キャリアや生き方について聞ける先輩がいなかったので相談できるお姉さんみたいな人がいるといいですよね。1人で悩んでいると、他の人はみんな幸せそうで、順風満帆そうに見えちゃうから……。幸せに見られたい、幸せそうに見られたいということだけに支配されすぎないで! ---アンさんが思う可愛い後輩って? 可愛いなと思うのは、素直な子! ダサい、格好悪いっていう思いが先行しがちで、私も20代の頃は難しいなと思っていましたが、それでも素直でいることが1番です! そういう後輩は、可愛いなって思います。 ---悩むことはあっても、ポジティブに自分の人生を切り開いている中村アンさんの生き方には、お手本にしたいヒントがいっぱい。自分の未来の姿を思い描きながら、意思を持って前を向く女性は格好いい、そう思いました。