GLAYのマンホール 函館排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイラスト
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市に寄贈した。イラストは漫画「ワンピース」の原作者、尾田栄一郎さんが手掛け、函館アリーナなど市内3施設で記念設置しているほか、来年3月にも市内の観光地など5カ所の路面にお目見えする。 同組合は1974年5月に設立され、下水道の維持・修繕工事を請け負う函館、北斗、七飯の事業者で組織。寄贈は周年の記念事業の一環で、今年デビュー30周年で同じく節目を迎えたGLAYが協力し、下水道のイメージアップや函館の観光振興につなげようと企画した。直径約60センチのマンホールには尾田さんが、TERUさん、JIROさん、TAKUROさん、HISASHIさんのメンバー4人を描いたイラストを使用。メンバー1人ずつと4人が集合した計5種類あり、愛知県安城市のマンホールメーカー・スズテックが製造した。 同日夜に花びしホテルであった50周年記念祝賀会の中で寄贈式があり、木村理事長が田畑浩文副市長に目録を手渡し、マンホールが披露された。 23日から函館アリーナ、市地域交流まちづくりセンター、GLAY唯一のオフィシャルショップ・G4 Space(松風町)の3カ所にメンバー4人が集合したイラストが施されたマンホールを記念設置。路面設置は全5種類でJR函館駅前、金森赤レンガ倉庫群、五稜郭タワー、緑の島、はこだてグリーンプラザの周辺5カ所でGLAYゆかりの地を中心に選定した。 寄贈に際し、GLAYのTAKUROさんは「私たちが育ったまち函館にGLAYのマンホールが設置されることでたくさんの方が訪れるきっかけになれば、これ以上の喜びはありません」とコメントを寄せた。
函館新聞デジタル