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華原朋美は本当に依存体質か? 半生に見る「自己責任」の呪縛と苦悩

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デイリー新潮

「自助、共助、公助」を掲げる菅政権が誕生。真っ先に倒れるのは、華原朋美みたいなタイプだと思った。他人に弱音を吐けない人間である。 【写真】輝いていた頃の朋ちゃん  プロデューサー兼恋人だった小室哲哉との別れは、彼女の人生を大きく変えた。破局後に何度も「吹っ切れた」「今は感謝しかありません」と語るのに、入院にドタキャン、薬物中毒、事務所解雇などトラブルを起こし続けていた朋ちゃん。ちっとも吹っ切れていないのは、本人以外はお見通しだったのに。そして何年も後になって、あの頃は自殺を考えただのと物騒なことを告白する。自分を朋ちゃんと呼び、甘えた口調の世間知らずな女の子というイメージの裏にある、負けず嫌いさと孤独が見えた。

 そんな朋ちゃんが、事務所と契約解除し独立したという。度重なるトラブルに手を焼いたことによる、事実上の解雇とも言われている。コロナ禍で仕事も激減していたというが、まさに菅政権成立と前後して、「自助」の一環かYouTubeチャンネルを開設。でも彼女の様子はやはり、視聴者を不安にさせるような雰囲気が漂っていた。  うつろな目つき、呂律の回らない話し方。ノーメイクで部屋着と思しき出で立ち。人気絶頂期のプロモーションビデオではプラダのワンピースを身にまとい、カルティエのブレスレットを見せつけていた朋ちゃんとは大違いである。自分で自分の言ったことに声をあげて笑い、アパホテルのサウンドロゴを繰り返し歌う。「ヒューヒューだよ」と一人はしゃぐ姿が可愛いと言われていたのは、もう20年前だというのに。さすがに不安視する視聴者が多かったことにスタッフもあわてたか、数日後にはきちんとメイクをして出演していた。けれども、きちんとした衣装は上半身のみで、下半身はスウェットのようなちぐはぐさ。本人によれば至って健康だし、話し方も変ではないとのこと。けれどもその世間との温度差にこそ、彼女の危うさが一番出ていたように思うのである。

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