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「鹿児島ロケット2号機」エンジン燃焼試験開始

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南日本新聞

 鹿児島ハイブリッドロケット研究会は28日、肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、小型ロケット「鹿児島ロケット」2号機のエンジン燃焼試験を始めた。30日まで。新型コロナウイルスの影響で実験が難航したがようやくこぎ着けた。  研究会は鹿児島大学や第一工業大学などが主要メンバー。ロケットは推進剤に固体燃料と液体酸素を使う。全長2.6メートルで、重さは初号機より1キロ軽い20キロ。高度450メートルへの打ち上げを目指す。  実験には学生9人と教員2人が参加。5秒間燃焼させ、目標高度への推力を確認した。初号機ではエンジンに酸素が十分に供給されず、失速。2号機は機体の外側からつなげたチューブで、エンジンに酸素を直接送り込むなど改良した。  コロナの影響で、4~5月は学生が集まることができず、液体酸素を出す装置の動作を確認する実験などが思うように進まなかった。このため5月初旬を見込んでいた燃焼試験はずれ込んだ。打ち上げも秋ごろの構想があったが、年内は機体の完成を目指すことにした。

 片野田洋代表(49)=鹿大大学院教授=は「打ち上げに向け、良い結果が得られた。3日間うまくいけば、機体製作に取りかかれる」と話した。

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