恋愛成就を願ってハート形のつり革 大野竹田バスの路線バスに設置
「ハートをしっかりつかまえて!!」。バレンタインデーを前に、大分県豊後大野市三重町の大野竹田バス(橋本憲康社長)は18日から、市内外を走る一部の路線バスに恋愛成就を願うハート形のつり革を設置する。2月16日まで。 コロナ禍で活気を失う中、市民らを元気づけようと初めて企画した。高校生や若者の乗客が多い臼杵市と豊後大野市三重町を結ぶ臼杵三重線の一部バス(共同運行する臼津交通の車両を含む)に、1台当たり2個ずつ取り付ける。
新型コロナウイルス感染防止のため、つり革はすべて抗菌コーティング加工を施している。ピンク色と赤色の2種類。「恋愛成就」の文字の上に親会社の大分バスのイメージキャラクター「のるっちくん」「のろっかちゃん」のイラストを載せた。 豊後大野市内の神社に1月6日、ハート形のつり革を持ち込み、恋愛成就の祈願をした。橋本社長(65)は「思いを寄せる人のハートを射止める応援をしたい」と話した。 問い合わせは大野竹田バス(TEL0974-22-6155)。