【速報】岸田首相襲撃 殺人未遂などの罪で起訴 木村隆二被告 約4カ月の鑑定留置を経て「刑事責任」問えると判断か
今年4月、岸田文雄首相に爆発物が投げつけられた事件で、和歌山地検は9月6日、逮捕された木村隆二容疑者を殺人未遂などの罪で起訴しました。 木村隆二被告(24)は、今年4月、和歌山市の漁港で岸田首相の演説直前に爆発物を投げ込み、演説を妨害した現行犯で逮捕されました。 その後、和歌山県警は再現実験などから爆発物に殺傷能力があると判断し、岸田首相らへの殺人未遂の疑いなどでも追送検しています。 和歌山地検は、今年5月から9月1日まで、木村被告の当時の精神状態や刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を実施していました。 その結果、刑事責任能力があると判断したとみられ、勾留期限となる6日、殺人未遂、爆発物取締罰則違反、公職選挙法違反、火薬類取締法違反など5つの罪で起訴したことが分かりました。 木村被告は警察の取り調べに対し黙秘していて、詳しい動機については分かっていません。