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新ムンク美術館が開館を秋に延期。こけら落とし展覧会はムンクとトレイシー・エミンの2人展

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美術手帖

 今年6月の開館を予定していた美術館「新ムンク美術館」が、開館時期を秋に延期する。  ノルウェーを代表する画家、エドヴァルド・ムンクの名を冠した同館は、ひとりのアーティストに捧げられた美術館としては世界最大級。スペインの建築事務所フアン・ヘレロスが設計した新館は、ムンクが《叫び》や《絶望》のインスピレーションを受けたとされるスポット・エーケベルグの丘から見た景色の中心に位置しており、13階の建物には、7層にわたって11の展示室が設けられる。  同館は現在、1150点の絵画や7500点のドローイング、1万8000点の素描など、約2万8000点のムンクの作品を所蔵している。開館後は、4つのムンク常設展に加え、ノルウェー出身のアーティストや国際的なアーティストの企画展も行われるという。  気になる開館延期の理由については、「The Art Newspaper 」の報道によると、防火扉や防犯扉の設置が遅れていることや、建物の空調システムが必要な基準に満たしていないことが挙げられている。  こけら落としとなる展覧会は、ムンクの作品とイギリスのアーティスト、トレイシー・エミンの作品が一堂に会するもの。エミンによる高7メートルの彫刻作品《Mother》も10月に美術館外に設置される予定だという。  なお同展は、11月にロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツへと巡回する予定。しかし今回の延期で、オスロでの展示が短縮されるか、もしくはロンドンでの開催が延期されるかのかはまだ明らかになっていない。

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