「ウッズさえやったことがない」松山英樹のスーパーショットに米絶句!3番ウッドでの妙技は「常軌を逸している」
完璧なイーグルフィニッシュに現地メディアも驚きの色を隠せない。 現地時間1月16日、米男子ゴルフツアー『ソニーオープンinハワイ』(米ハワイ州/ワイアラエCC)は大会全日程を終え、最終日に7つスコアを伸ばした松山英樹が、通算23アンダーでホールアウト。ラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフに勝利し、アジア人最多の米ツアー8勝目を飾った。 【動画】PGA公式も「信じられない」と驚愕! 松山がプレーオフで見せた圧巻のショットをチェック 会場から大歓声があがったのが、18番パー5で行なわれたプレーオフ2打目だ。277ヤードの位置から3番ウッドを握った松山は、勢いよくクラブを振り抜くと、ボールは177マイル(約284.9キロ)で飛び出し、ピンそば約1メートルにぴたり。土壇場でのスーパーショットでイーグルを奪ってみせたのだ。 このプレーを見た米専門メディア『Golf.com』のルーク・カーディニーン氏は、「フェアウェイから3番ウッドで177マイルを出して、ピンそばに飛ばすなんて常軌を逸している」と公式Twitterで反応し、米ニュースサイト『Mediaite』に執筆するジョン・ジーグラー氏も「タイガー・ウッズさえ、プレーオフでこんなショットを打っての優勝はないよ…」と絶句していた。 折り返し時点で首位のヘンリーに5打差をつけられていたものの、驚異の追い上げで逆転勝利をたぐり寄せた松山は、勝利後のインタビューで「チャンスは来ると思っていました」と振り返っている。改めて“心臓の強さ”を見せつけた29歳。今後の活躍からも目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部