【マリーゴールド】6・11後楽園で奈七永と一騎打ち! 林下詩美の決意表明「どデカいものを背負うために変わらなきゃいけない」【週刊プロレス】
真のエースになるために
マリーゴールドのエース、林下詩美が6・11後楽園で1年3カ月ぶり2度目のシングル対決をおこなう“プロレス界の人間国宝”高橋奈七永とのパッション注入マッチを望んだ真意を明らかにした。
奈七永と1年3カ月ぶり一騎打ち
「ジュリアが欠場になってしまい、Sareeeやボジラ、外敵が暴れまくっている。いまのままでいいわけがないじゃないですか。いまだけじゃない、これからのマリーゴールドを考えた時、やっぱり林下詩美がエースにならなければいけない。いままでとは背負ってるものが全然違うし、これから背負わなきゃいけないものはもっともっと大きくなると思うので。今まで以上にデカいものを背負うために、いま自分は変わらなきゃいけない。いまだからこそ、高橋奈七永とのパッション注入マッチをやらなきゃいけないと思ったんです」 詩美の言葉にもある通り、マリーゴールドの2本柱であるジュリアが旗揚げ戦で右腕骨折の重傷を負い、戦線離脱。フリーで活躍するSareeeや“180センチ、90キロの大怪獣”ボジラが大暴れ。大熱狂&大盛況の旗揚げ戦から一転、マリーゴールドは逆風にさらされた。 だが、ピンチをチャンスに変えられるのがプロレスというジャンル。 ジュリアとともに団体の二本柱と言われる詩美。リングの上に関しては負けるつもりも、譲るつもりもない。だが、例えば発信力やプロデュース能力などジュリアに劣る部分があることは詩美もわかっている。ましてジュリアは極めて近い将来のWWE移籍がウワサされるなど、二本柱の片方が欠ける日は決して遠くないと目される。 詩美「いまだけじゃなくて、何年も先のマリーゴールドを見据えて。いま成長しないでいつ成長するんだって。デカいものを背負うために、いまの自分の器じゃ足りなって言うなら、一回ブチ壊して、ドデカい器を作ればいい。そのためのパッション注入マッチ、そのために高橋奈七永と闘いたいんです」 詩美がパッション注入マッチを望んだ時、奈七永はSNSで「いなかったヤツ(※奈七永は欠場していた)のことは置いてくぐらいの気概で行ってくれよ、自分がエースと思うなら。今日は私に言うよりボジラに向かって欲しかったとみんな思ってんじゃねーの」「正直マリーゴールド始まってからの林下詩美には“こんなもんなんだ?”って感情がある。もっと攻めてけよ詩美」と辛らつな言葉を送った。これに詩美は「言われたことはその通りかもしれない。悔しいとか悲しいとかもないぐらいその通り過ぎると思う。それを否定するつもりもない。それでもいま自分が変わらないといけない。(エースが)林下詩美と思ってくれるんだったら、人生かけて、奈七永さんのキャリアのすべてを私に出してほしい。それを私は全部受け止めて、全部吸収して、ドンドンでかくなるので」
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