「この姿を父が見ませんように」。ジゼル・ブンチェン、過激な衣装を着させられ号泣した過去を告白【SPURセレブ通信】
長年トップモデルとして活躍するジゼル・ブンチェン(41)が、もっとも記憶に残っている衣装を告白。あまりのショックで泣きだしたというエピソードを語った。 そのひとつが、18歳のモデルデビューの際に着用した衣装。 「一番のトラウマだった瞬間」と当時の心境を告白した。 1998年に行われたアレキサンダー・マックイーンのファッションショーでモデルデビューを飾ったジゼル。ブラジル出身のジゼルは当時英語がほとんど話せず、事前にフィッティングもしないまま、渡された衣装を身につけてキャットウォークを歩いたという。 問題の衣装は胸が露出するヒモ状のトップスに、下半身は下着のみ。ジゼルはその衣装を見て泣き出したというが、スタッフはメイクが崩れることを心配して「お願いだから泣かないで!」と懇願したとか。 さらに、当時は自分が何を着ているかも分からないような状況だったと言い、胸が露出した衣装でキャットウォークを歩くとき、「この写真を父親が見なければいい」と考えていたそう。 またジゼルは動画のなかで、スーパーモデルとして活躍した20代の頃を振り返り、「不安とパニック障害に悩まされていた」と告白。「はたからは、私がすべてを持っているかのように見えただろうけど、まだ22歳だった。実際は、まるでどん底に落ちたかのような生活だった。モカ・フラペチーノとタバコ3本で1日を始めて、毎晩ワインを1本飲んでいたの」と、ストレスにより荒れた生活を送っていたことを明かした。 その後、友人に勧められて自然療法士に相談し生活を改善したというジゼル。現在は結婚し、ふたりの子どもを持つ母に。「20代の頃よりも40代の方が気分がいい。私たち(モデル)はみんな40歳で人生が終わると言われているけど、私はまだ始まったばかりだと感じているわ」と前向きな心境を語った。 歳を重ねることをポジティブにとらえるジゼルの考えに、共感する女性も多いはず。 Photo:Getty Images