【2024年12月版】400ccバイクおすすめ20選! 普通二輪免許の最高峰だけど、車検付きでも意外と高くない?!
400ccバイクのメリットは?
【パワーに余裕がある】 今回紹介する320~400ccのマシンたちは、高速道路のタンデムでも十分実用的なパワーを備えており、一部の車種はサーキットで200km/hを楽々超える最高速度を楽しめるものまである。また、低回転で高いトルクを発揮するキャラクターのGB350は、3.0kg-mの最大トルクをわずか3000rpmで発生する。 【大型バイクに近いコストのかかったディテール】 普通二輪免許のフラッグシップだけあって、軽二輪(126~250cc)クラスに比べて凝った造りやコストをかけたサスペンションなどを採用する傾向だ。海外では450~500ccの兄弟車などが存在するものもあり、ビッグバイクの入門クラスと位置付けられることも。 【エンジンの趣味性が高い】 バイクはエンジンを懐に抱えて走る乗り物であり、排気量が大きくなるほどにエンジンの個性や鼓動感が強く感じられるようになる。言ってみればビッグバイク的な趣味性を持ち始めるのが400ccクラスで、トルクがハンドリングに与える影響が大きくなり、乗り方もスロットルコントロールで走らせる領域が大きくなっていく。シングルエンジンであれば350ccあたりから“ビッグシングル”の雰囲気がしはじめ、混合気を吸って、圧縮して、爆発して、排気するという一連のサイクルを明瞭に感じやすい。
400ccクラスのバイクのデメリットは?
【車検の存在】 軽二輪以下は車検がなく、点検や整備、走行以外で年間に必須でかかるコストは税金と自賠責保険だけ。排気量が251cc以上の“小型二輪(=小型の二輪自動車)”になると税金が少し上がり、車検の審査費用印紙代1750円がかかる。とはいえ、きちんとした整備をする前提であればであれば、車検の有無による差額は年間に均して数千円ほどと、じつはそれほど大きくない。また、普段は整備をサボリがちという方にとっては、車検が点検&整備の目安になることもあってデメリットと言い切れない側面も。 【気軽さは薄れる】 エンジンが大きくなればエンジン重量が増し、パワーが上がればそれに対応するために車体も頑丈になって重くなる。もちろん車格もそれなりに大柄になっていく。体力に自信がない、または初心者の方は購入前に押し歩きや跨りが不便なくできるか確認したほうがいいかもしれない。ただし、走行しているときは重さが安定感にもなるので、良し悪しは使い方次第で異なって感じられるだろう。 【どっちつかずと言える面も】 軽二輪のように気軽ではなく、大型バイクほどの趣味性は……と、見方によっては中途半端な立ち位置に思われることもある。しかし、日本の道路環境ではこの400ccクラスこそがベストバランスと見ることもでき、趣味性と気軽さのいいとこ取りとも言える。人によって解釈が分かれるため、大型二輪免許持ちの中にはマウンティングしてくる輩も出現するが、たぶん一生仲良くなれないしその必要もないので「フーン(ハナホジ)」と適当に相槌を打っておけばいい。